アルザスとは東洋紡が開発した高次複重層糸を使った生地で、自然の力を応用して、人の身体から出る熱や汗を衣服の外に追い出し、衣服内気候を常に快適にコントロールする独自の特化生地になります。衣服内の温度32℃±1℃、湿度50%±10%、気流秒速25センチ±15センチが最も快適な状態となっています。この状態を織物で維持のためにアルザスが開発されたといわれています。特殊な三層構造糸で、外側を綿で覆われているので、触り心地も良く、耐水性にすぐれています。内側には疎水性繊維のポリエステル、中間に親水性繊維である綿のミックスと疎水性繊維のポリエステル、外側に親水性繊維の綿を配置した高次複重層紡績糸で人の体から出る汗を素早く吸収、発散し衣服内の水分・熱をスムーズに移動させることで快適な衣服内気候を実現する仕組みを作り出しています。