股下部分が繋がった、女性用の半ズボンと同様の構造をした女性用の衣類のことをいいます。全体的にゆったりとしていて、裾にむかって広がっている構造のため、一見スカートのように見えるパンツです。股下部分がついており、腿の中間から膝下までの丈であることが多いです。フランス語の「小さなお尻」と、英語の「パンツ」を合わせた合成語になっています。
19世紀後半のヴィクトリア時代に、女性が乗馬をする際に馬の背に跨がれるように考案されました。構造はパンツと同じですが、乗馬用スカートとして生み出された背景から、キュロットを一般にスカートの一種に分類されることが多いものです。
ラップキュロットは、キュロットスカートの一種で、前から見ると覆い布があるため巻きスカートのように見え、後ろからは半ズボンのように見えます。