ヒッコリーというとワークウェアが連想されるでしょう。ワークウェアに多用される、代表的なストライプ素材のことをいいます。これはデニムの一種でもあり、その場合、正式には「ヒッコリー・ストライプト・デニム」といわれます。この由来は、北アメリカの原産である、クルミ科の木の表面が同じようなストライプ模様だったことにあります。カバーオールジャケット、ペインターパンツ、キャップなど、幅広い衣類やアイテムに使用され、デニムやヘリンボンと同様に、ワークウエアの素材として定着しているものです。 また、染色された経糸には、インディゴブルーや硫化ブラックなど、デニムに使用されることが多い糸が使用されるケースが多いようです。