ハニカムは英語の”honeycomb”=「蜂の巣」に由来するものです。まさに、蜂の巣のように立体的な構造のメッシュ素材になっているものをハニカムメッシュといい、Tシャツやポロシャツなど、通気性を重視する衣料品に多用されています。 ハニカムメッシュ素材は通気性に優れていて、汗をかいても肌触りがベタつかないため、さらっとした肌触りです。 またシワになりにくいので洗濯も面倒ではありません。外側は凸状をしており、そのため表面積が大きく、吸収した汗を速やかに乾燥させることができるため、ハニカムメッシュは「吸汗速乾」といわれています。 このハニカムメッシュは混合素材とよばれるもので、ポリエステルと綿が合わさっています。製品によって違いがあるものの、どちらもほぼ同量に使用することが多いとされます。そのため、綿の肌触りの良さだけでなく快適な着心地を実現しています。用途としては通気性がよい素材を活かしTシャツやポロシャツ以外にも、夏用の枕カバーやシーツの上に敷くマット、靴のインソール、クッション、スリッパなどに使われています。