カツラギ(葛城)とは太い糸で織った厚手のツイル(綾織)コットン生地の事で、太い綾目と呼ばれる斜めの線が布生地に見えます。Drill(ドリル)と呼ばれることもあります。厳密にはツイルの中の種類としてカツラギがありますが、海外ではツイルの呼ばれ方で統一されています。
家庭用のミシンでも簡単に縫製できます。
カツラギは同じツイルのデニム生地に似ていますが、デニム生地よりはやや薄手ながらもとても丈夫な素材で、デニム生地とは違い生地の色が豊富です。 カツラギとデニム生地の違いは使われてる糸の太さと染め方が違うだけで、風合いはほとんど変わりません。
デニムは先染めで、カツラギは生地が出来てから染めます。その違いもあって、色落ちした際にも違いがでます。
またデニムよりも涼しさを感じられ、保温性も高いです。
デニムよりは細い糸で作られているとはいえ、一般的には太い糸で織られていますので丈夫です。また帆布ほど硬くなく水に通せば通すほど、柔らかい生地ともなります。
またコットン100%の場合がほとんどですから、火に強いという特徴も持ち合わせています。
カツラギはしっかりと厚みがあり柔らかな生地なので、ズボンの衣料品だけではなく、バックや巾着などの小物雑貨や、布団カバーやエプロン、空手着にテーブルクロス、ソファーカバーやカーテンなど幅広く使われていています。
作業着としてもよく利用され、コック服、袢天、消防袢天、などにも利用されています。
火に強いという特徴からコック服としてよく利用されています。
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中にはキャップでもカツラギが利用されることも。カフェユニフォームとしてキャップを着用するお店も増えていますので、重宝されています。
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