高視認性安全服とは、この世界に自然に存在しない蛍光色で注意を引き、夜間には再帰反射を利用し自動車のライトの光をそのまま反射させることで、着用する人の安全性を上げる服のことです。
主にワークウェアとして利用され、道路工事や空港での整備作業、電車線路工事などの作業現場で活用されています。特に夜間は、通常の作業着では視認性が低く、ドライバーが気付かずに事故に繋がってしまうことがありますので有効とされています。
実際に日本では毎年約1,000名が車両事故に遭遇している事実もあり、安全服の重要性が認められてきています。
反射については再帰性反射でなければなりません。再帰性反射とは光を照射した角度に直接反射を帰す特殊は反射のことです。詳しくは下記リンクをご参照ください。
その他にも街の安全を守る防犯パトロールの際にも利用されます。
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高視認性安全服の規格として、2015年に「JIS T 8127」が制定されています。3段階のクラスに分けられており、安全服を利用する環境に応じて求められるクラスが変わります。
ヨーロッパを基準として作られた規格となっていて、2020年には「JIS T 8127:2020」として改正されています。英語表記の変更や、半袖タイプも規格として認められるような変更が加えられています。またデザインに関する規格も明記されました。
実際に現場でよく利用されている高視認性安全服をご紹介します。
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再帰性反射テープが胸部に備えられ、蒸れがちな安全服でも安心な抗菌・消臭機能を備えています。
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フードも必要という方に人気なのがこちら。下半身までの長さで蛍光性がより高まっています。