ムービンカットとは身体動作の自由度な作業服を作るための型紙パターンの作成技術のことをいいます。作業服はその耐久能力や防護性を考えた上で丈夫な織物で作成されます。一般的に作業服を着て作業すると、腕の上げ伸ばしやかがむ動作をすると、肩やひじや脚の付け根、ひざ部分に違和感や窮屈な印象をうけ、作業が滞ってしまうことがあります。この窮屈さを解消し、動きやすくするために、生地を立体裁断して縫製するため型紙ムービンカットが誕生しています。 この技術は、クラボウの各種ユニフォーム用織物を使い、作業服・ユニフォーム大手メーカーのアイトス(株)とツヅギ服メーカーの山田辰(株)によって販売されています。平成12年の発売から販売され続けている魅力のある人気商品のひとつです。