オットマンとは横に太い畝(うね)のある圧手の織物の事で、縦に光沢のある細番手の糸を密に織り込みドレープ性はほとんどなく、横に太番手の糸を一ひぐちに二本以上織り込んで織った物です。
横畝のある織物の中ではオットマンは横に畝がある織物も中では畝が一番大きく、はっきりと出ていて、ファイユ→グログラン→オットマンの順番で横畝の巾が広くなっていきます。
そしてオットマンはフラットな生地に比べて立体感があるので光沢をさらに綺麗に見せてくれます。 オットマンはシルク・コットン・ウール・ポリエステルなど色んな素材から作ることが出来て、生地は厚く硬いのでコート・スーツ・ジャケットなどに多く使われています。
オットマンの語源は中世のオスマントルコ帝国の英語名だそうです。