スカートやパンツの中に裾を入れないタイプのブラウスのことをオーバーブラウスと言います。裾を入れないことを前提に作られているため丈が短く作られており、現代的なデザインのブラウスとして様々なシーンで活用されています。
最近でこそ様々な可愛いブラウスのデザインがありますが、ブラウスは上記画像のように男性のワイシャツと似たような洋服で、裾を基本的にスカートやパンツの中に入れて着る想定のデザインで作られています。
対してオーバーブラウスは事務服などユニフォームとして着るようなデザインのブラウスのイメージです。上に何か羽織るような想定にしていないため単体で着用してもいいようなデザインになっています。
また女性向けということもあり、襟などが丸くデザインされていることが多くなっています。
一般的にはオフィスの事務服として着用されることの多いオーバーブラウスですが、それ以外のシーンでも活用されます。
例えば入園式や卒業式など学業のイベントの際に着るオーバーブラウスデザインの洋服があります。スーツのような堅苦しさもなく、ドレスのように華やかすぎず、丁度よいしっかりさと華やかさもあって、多くの女性に着用されています。
その他にもお葬式やお通夜の際に着用する喪服利用のための真っ黒なデザインのオーバーブラウスも。このようにイベントの際の正装としても活用されてます。
正装といえば、結婚式の際のウェディングドレスや、参加者が着用するようなパーティードレスにも防寒目的や、より優雅に魅せるためのオーバーブラウスが開発されています。この場合、かなり短い裾丈のデザインです。
また最近ではビジネスカジュアルとしてもオーバーブラウスを着用する女性が増えています。スカートと合わせても良いですが、パンツスタイルにするとよりカチッとしたイメージになります。
着用するシーズンですがオールシーズン着用して問題ありません。
ですがオーバーブラウスはクールビズに向いていることで注目されています。半袖であってもスマートでラフな印象を与えないからです。ですから半袖デザインも多くあります。半袖を着用する際、パンツスタイルであればアンクル丈のパンツと合わせると良いでしょう。
それから長袖では暑く、半袖だと肌寒い季節である春秋を想定した、七分袖のデザインもあります。
先程事例として紹介したこちらのオーバーブラウスは、ポリエステル95%・レーヨン5%で作らています。オールシーズンを想定した素材で、ホームクリーニングも可能になっています。
基本的にはポリエステルで作られていますが、こちらのオーバーブラウスはナイロンが15%も含まれているため、ストレッチ性が追加されています。事務作業とはいえ、動き回ることの多い現場では有用です。
リボンモチーフの襟が大人かわいいチェック柄のオーバーブラウス
デニム生地のオーバーブラウスにはポリエステルに綿が20%混紡されています。そのため肌触りが非常に良くなっています。消臭テープも縫い付けられているため、汗をかくような現場でも臭いを気にすること無く着られる点がおすすめです。