縦糸、横糸ともに綿の30~40s番の糸を用いた、薄地の平織物を総称してこう呼ぶ。縦、横の打込合計本数が、90~140本/インチが多く、別名:金巾(かなきん、かねきん)とも呼称される。白地(さらし)、無地染め、プリント生地などが一般的な使用経路で、衣料への用途としては、シャツ、カバーリング、テーブルクロス、エプロン、パッチワーク生地などとなっている。シーティング繊維よりやや薄手でなめらか、針通りが良く、ツヤさを持っていることがほとんど。風合としては、かすかに透け、さらさらの生地具合を呈すことが有名だ。多面的用途展開が可能なのもシャーチング繊維の大きな特徴。例)shrting(英)。ワイシャツ地。シャーティング(別)。