経糸よりも約2倍の太めの緯糸を使用するため横方向に低い畝(うね)がある両面が滑らかである平織地のことをいいます。堅い生地で張りがあり白い無地のものが一般的ですが、シャンブレー(玉虫)、格子、紋物や縞物などもあります。
ヨーロッパでは14世紀頃から知られていて、当時は上質な薄地の絹織物をいいました。南蛮貿易時代に日本に伝わり、ウエディングドレスやイブニングドレス、スカーフやブラウスなどの婦人服に使用されることが多いです。
糸を精練して、漂白または染色してから製織しているので光沢に富んでいて張りがあり洋服裏地、洋傘、リボン、ネクタイとしても活用されます。ペルシア語のtaftah(輝く、紡ぐ)が名前の由来となっています。