空調服とは?風が通り抜ける新感覚の涼しさを体験してください
「空調服™」とは
「空調服™」は左右の腰の辺りに取り付けられた2基の小型ファンによって、服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させることによる気化熱で身体を冷やし、涼しく快適に過ごしていただくための商品です。
人間の体に備わる冷却システム
激しい運動をすれば、1時間に1000cc以上の汗をかくこともありますが、1000ccの汗が全て蒸発した場合、気化熱によって580kcalもの熱を体から奪います。
これは重労働である木びきを1時間行い続けた場合の産熱量(480kcal)を充分にカバーします。発汗量は脳でコントロールされ、必要な時に必要な量を発汗する様になっています。
この生理的な冷却システム(以下「生理クーラー®」)は、「汗を蒸発させるための仕組み」が備わることで、十分な効果を発揮します。この生理クーラー®の原理を利用したのが空調服™です。2基のファンにより取り込まれた空気は、服と体の間を平行に流れ、その過程でかいた汗を瞬時に蒸発させます。
生理クーラー®が正しく動作している状態(かいた汗が瞬時に蒸発され続けている状態)を作ることで発汗量は体が必要としている量となり、着用者の着用時の状態に応じた適切な冷却を行うことが可能となります。
Point 1
人間には暑さを検知するセンサーの情報を脳で処理し、その人の体がそのときに求めている冷却量に応じた汗を出す、「生理的なクーラー機能」が備わっています。
Point 2
汗(水)100ccが蒸発すると、氷800gが溶けるときと同じ熱量を体から奪います。
Point 3
体に対して平行に新鮮な空気が十分に流れていれば汗を完全蒸発させることができます。空気の流れがなければいくら水を飲んでも無駄な汗として流れ、体を冷やすことはできません。
Point 4
体と平行に新鮮で大量の空気の流れを作るのが空調服™です。空調服™によって汗を完全に蒸発させ、着用者の着用時の状態に応じた最適な冷却を行うことが可能です。
空調服™は体の冷却に寄与しなかった無駄な汗(液体汗)を蒸発させることによって、快適に感じる温度範囲を大幅に拡大することができます。
上記の左のグラフは一般的な作業服を着用している場合、右のグラグは空調服を着用している場合の体感気温を示しています。
空調服を着用している場合の方が、外気温が上がっても、体感気温が上がりにくく、涼しい着用感が得られることがおわかりいただけます。
空調服を採用する3つのメリット
❶身体に対する効果
人間には皮膚や体温を温度センサーに「暑い」と感じた際に脳の司令で汗腺から汗をだし、汗の気化熱で体温をコントロールする「生理クーラー」が備わっています。
しかしながら、汗を気化させるために体表面に送風する機能はなく、この生理クーラーの効く温度反映は広くありません。
そこで、空調服では、ファンで送付することによって、生理クーラーの有効範囲を拡大するメリットがあります。
生理クーラーを補助し、最適な状態に体表をひやすことで、常に快適な状態に保ちます。無駄な汗をかかなくなり、体力の消耗を抑えます。汗がすぐに蒸発するので、汗臭がヘリ、あせもなど、汗による皮膚病にもなりにくくなります。
❷エネルギー・コストの対する効果
エアコンの効く室内環境であれば熱中症などの危険性は低く安心なのですが、冷房がきかない倉庫や屋外の建設現場などでは人の移動や作業に合わせて涼しさをキープすることは莫大なコストがかかり、現実的ではありません。
空調服であれば、働く人数分ご用意して頂ければOKとコストも節約できます。ファンの風量の強弱の調整ができますので、気温に合わせて調整が可能です。
空調服を毎日着用しても、1ヶ月の電気代は約48円と非常の安くてメリットのあるエコな作業服です。(大容量バッテリーを1日8時間充電した場合)
❸作業効率アップによるコストダウン効果
空調服を着用することで、作業効率が上がった場合、大きな利益改善が期待できます。
作業効率が10%アップすれば、11人分仕事を10人で行えます。
使用期間中の作業効率
■使用期間の人件費等=3年(使用年数)× 4ヶ月(使用期間)× 50万円(1ヶ月の人件費)=600万円
■通常空調服は3年ほど使用できます。空調服を使用する期間を6~9月の4ヶ月とした場合
※空調服の導入金額を3万円と想定(空調服一式 + 替えの服1着、一部商品を除く)