作業服は作業するのに支障が出ないよう、きちんと目的に合ったものを選ぶことが重要です。作業服の選び方にはポイントがあります。それは、作業場所・業務内容・作業服の素材・デザインです。 作業場所が屋内の場合と屋外の場合では、通気性等が関係してきますし、作業時間が夜間であれば反射テープなどを使った事故対策も必要になってきます。現在では路上作業の熱中症向けウェアとして半袖の作業服の他、夏用の長袖の作業服も出てきています。より涼しい素材の汗速乾素材やファンユニットを組み合わせた空調服なども人気を集めています。 火を使う業務、たとえば溶接バーナーなどを使う業務であれば燃えにくい素材で、汗をかいても吸収性が良い綿100%の作業服が昔から好まれて使用されています。反対に引火するといけない薬品を使う場合や精密機械を扱う業務では静電気が発生しにくいように帯電防止の作業服が使用されています。作業服についている金属のボタン等の付属品の基準も重要なポイントといえます。 道具を使う業務であれば、ポケットの数や位置も重要になりますし、作業服を着たままの通勤となるとデザインも考えなくてはいけません。会社のイメージにもなるので、会社の信用や信頼にもつながります。接客が多いところでは汚れが目立ちにくい色であったりします。